
「子供の足音がうるさい」って、下の階の人から苦情を受けちゃった・・・
マンションなどの集合住宅に住んでいると、「音」の問題ってやっぱり気になりますよね。
特に小さなお子さんがいるご家庭では、
「うるさくしていないかな…」
「迷惑をかけていないかな…」
と不安に思っているママ・パパも多いのではないでしょうか。
とはいえ、子どもは元気いっぱい!走ったりジャンプしたりするのが大好きです。



せっかくなら大人も子どもも、できるだけストレスなく楽しく生活したいよね…!
この記事では、子どもの生活音に悩んでいる方に向けて、集合住宅での音のトラブルを防ぐための8つの対策を紹介します。
子どもの騒音対策8選
【これから住まいを選ぶなら…】
① 鉄筋コンクリート造(RC構造)の物件を選ぶ
② 過去に騒音トラブルがあったか確認する
【毎日の暮らしの中でできる、ちょっとした工夫】
【これから住まいを選ぶなら】音に配慮された環境を選ぼう
引っ越しや住み替えのタイミングで、音に配慮された物件を選ぶことは、将来のストレスを減らす大きなポイントになります。
① 鉄筋コンクリート(RC)造の物件を選ぶ
建物の構造は、主に次の3種類があり、一般的に防音性が高いとされる順に並べると以下のようになります。
鉄筋コンクリート(RC)造コンクリートは密度が高く重いため、一般的に防音に優れていると言われています。
家賃とのバランスもありますが、「できるだけ静かな住環境がいいな…」という場合には、鉄筋コンクリート(RC)造の物件がおすすめです。
② 過去に騒音トラブルがあったか確認する
「鉄筋コンクリート(RC)造なら安心でしょ?」と思いがちですが、実は物件ごとにその性能に差があるのも事実。
私自身、以前鉄筋コンクリート(RC)造のマンションに住んでいたことがあるのですが、上の階の足音はもちろん、トイレを流す音まで聞こえてくることがありました…。



同じマンション内で騒音トラブルもあったみたいで、廊下から「うるさいぞ!」という怒鳴り声が聞こえてきて、とても怖かった…


このように、構造が良くても、実際の音の響き方や、住民の方々の生活スタイルは住んでみないと分からない部分があります。
入居前には、以下のようなポイントをチェックしておくと安心です。
- 管理会社や不動産業者に、過去に騒音トラブルがあったか聞いてみる
- 内覧時、マンションの掲示板やエレベーターなどに騒音に関する注意喚起の張り紙がないか確認
- マンションノートなどの口コミサイトで、騒音に関する投稿がないか調べてみる
【今すぐできる対策】日々の工夫で、音の悩みがグッと減る!



引っ越しなんてできない…



大丈夫!
日々の暮らしの中で、できる工夫もたくさんあるよ!
③ ご近所さんと、温かいコミュニケーションを心がける
音の感じ方って、人によって本当にさまざま。
でも、お互いに顔見知りで、ちょっとした会話がある関係だと、「あら、今日も元気に遊んでるな」なんて少し寛容に受け取ってもらえることもあります。



まずは、入居時に上下階やお隣の方へご挨拶を。
たった一度の挨拶でも、相手の印象はぐんと良くなるものです。
そのときには、次のことを事前に伝えておくのがおすすめ!
- 小さな子どもがいるため、足音などでご迷惑をおかけするかもしれないこと
- マットなどを敷いて、できるだけ対策していること
日頃から、すれ違ったときに挨拶をするだけでも印象が違います。



温かいご近所づきあいは、音のトラブルを未然に防ぐカギになるかも!
④ 防音性のあるマットを敷く(ジョイントマット)
ジョイントマットを床に敷くと、足音や物を落としたときの衝撃音をやわらげてくれます。
マットの厚みは、防音効果に直結!
1cmよりも2cmのほうが、よりしっかり音を吸収してくれます。



ジョイントマットは、「転んでも痛くない」「断熱効果がある」など、子育て中にはうれしいポイントがたくさん♪
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ただし、隙間にゴミが溜まりやすいのがデメリット!
その上にダイニングラグを敷けば、食べこぼしなどの掃除もラクになるよ。


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⑤ 「ここならOK!」な場所を作る(プレイマットの活用)



ジョイントマットを敷いても、子どもが走り回ったり暴れたりすると、やっぱり足音が響いちゃうんだよね…



そんなときは「ここならちょっとくらい走ってOKだよ」という安心して遊べるスペースを作るのがおすすめ!
例えば、リビングのジョイントマットの上に、さらに厚めのプレイマットを重ねて設置。
「この上だけはOKだよ」と伝えることで、遊び方にメリハリがつきます。
また、高いところからジャンプするのが大好きな子には、ビーズクッションを活用してみるのもおすすめ!
床に伝わる衝撃が軽減されて、音も気になりにくくなります。


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Caraz プレイマット【シームレスでお掃除しやすい♪】


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⑥ 子どもに「どうして静かにするのか」を伝える
ただ「静かにして!」と言うだけでは、子どもにはなかなか伝わりません。
「足音がうるさいと、下の階の人がびっくりしちゃうかも」など、理由をわかりやすく伝えることが大切です。



「走らないで」ではなく「歩いてね」と肯定的に声かけすることで、より伝わりやすくなるよ!
⑦ 静かな遊びや行動へ、さりげなく誘導する
元気いっぱい走り回っているとき、いきなり「静かにして!」と言っても難しいこともあります。
そんなときは、「お菓子食べようか?」「絵本読もうか?」など、落ち着いた行動に自然とシフトできるように誘導してみてください。



日中に外出して、いっぱい体を動かすのもおすすめ!
家に帰ってからは、ゆっくり遊べることも多いよ。
⑧ 夜間はとくに気をつけて
日中はみんな活動している時間なので、生活音が気になりにくいですが、夜は特に音が響きやすくなります。
夜に子どもとあそぶときは、絵本を読んだり、ブロックや積み木で遊んだりと、静かに過ごせる工夫を意識してみましょう。
できるだけ早めに寝かせるのも、騒音対策のひとつです。


【最後に】がんばりすぎず、おおらかに
子どもと一緒に暮らしていると、「静かに過ごす」というのはなかなか難しいものです。
もちろん、ご近所への配慮として、できる限りの騒音対策を行うことは大切。
でも、完璧にはいきません。
「ここまでやったから、もう十分!」
そう思える“おおらかな気持ち”も、ママやパパの心の健康には欠かせません。



騒音対策は本当に難しい!
無理のない範囲で、できることから試してみてくださいね。
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