
食洗機用の洗剤、どれを選べばいいの?
ボタンひとつでお皿がピカピカになる食洗機(食器洗い乾燥機)。
食洗機には専用の洗剤が必要で、ふだんの手洗い用洗剤は使えません。
でもいろんな商品の洗剤があって、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
「実際、どれが使いやすいの?」と思い、人気の食洗機用洗剤を9種類購入して、実際にすべて試してみました!
この記事では、実際に使ってみた感想をもとに、食洗機用洗剤の種類ごとにわかりやすく比較・解説します。



この記事を読めば、あなたにぴったりの洗剤が見つかるよ!
\今すぐおすすめの洗剤が知りたい方はこちら/
食洗機用洗剤は3タイプ
食洗機用洗剤は、次の3タイプがあります。


タイプ比較
タイプ | 価格帯 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
粉末 | 3〜4円 | ・コスパがいい ・量を調節できる | ・固まりやすい ・溶け残りやすい ・水あかがつきやすい |
液体 | 5円 | ・しっかり溶ける ・水あかがつきにくい ・自動投入対応 | ・保管場所に注意が必要 ・洗浄力がやや劣る ・粉タイプより高い |
タブレット | 10〜22円 | ・計量不要で使いやすい | ・価格が高い ・量の調整ができない |
あなたにピッタリなのは?タイプ選びおすすめガイド


ライフスタイルや食洗機の使い方に合わせて、最適なタイプを選びましょう。
【粉末タイプ】はこんな人におすすめ!


- コストを抑えたい節約重視の方
- 食洗機の使用頻度が高い方
- 食器の量や汚れに合わせて、洗剤量を自分で調整したい方
>>粉末タイプの詳細比較はこちら
【液体タイプ】はこんな人におすすめ!


- 洗剤の溶け残りが心配な方
- 食洗機の自動投入機能を使いたい方
- 食器の量や汚れに合わせて、洗剤量を自分で調整したい方
- お弁当箱などのプラスチック製品をよく洗う方
>>液体タイプの詳細比較はこちら
【タブレットタイプ】はこんな人におすすめ!


- 計量の手間を省きたい方
- 誰でも簡単に使える手軽さを最優先したい方
>>タブレットタイプの詳細比較はこちら
【粉末タイプ】特徴・注意点。選び方のポイントを解説
「やっぱりコスパは譲れない!」そんなあなたにぴったりの粉末タイプ。
粉末タイプの特徴と、注意点をご紹介します。
>>おすすめ商品が知りたい方はこちら


粉末タイプのここがスゴイ!特徴3つと注意点
粉末タイプの特徴は次の3つ
- コスパが良い
1回あたり約3〜4円と安く、食洗機を頻繁に使う家庭にぴったり。 - 洗浄力が高い
酵素・アルカリ剤・漂白剤入りで、油汚れ・ご飯粒・茶渋もスッキリ。 - 量の調整がしやすい
付属スプーンなどで、食器の量や汚れ具合に合わせて使用量を調整可能。
無駄なく、効率的に使えます。
注意点
便利な粉末タイプですが、使うときにはいくつか注意も必要です。
- 洗剤は必ず専用投入口へ
- 誤った場所に入れると洗浄力が落ちたり、機械トラブルの原因になることも。



投入口の少し手前に投入してたら、食洗機が壊れちゃった…
- 溶け残り・排水口の詰まりに注意!
- 固まりやすいため、適量を守って使用することが大切。
- 保管ケースがない商品も
- 袋のままだと使いにくく、計量もしづらいので、別の容器に移すのがおすすめ。



わが家では100円均一のタッパーに入れて保管しているよ!


- 計量スプーンがない商品も
- 計量スプーンが付属していない商品は別途用意する必要があります。
付属している計量スプーンも商品によって使い勝手が違います。
商品 | 特徴 |
---|---|
![]() ![]() キュキュット | 「4.5g・6g・9g・12g」が計量できる 標準は4.5g(2〜4人・通常の汚れ) |
![]() ![]() 緑の魔女 | 「4.5g」が計量できる 標準は4.5g(4〜5人・通常の汚れ) |
![]() ![]() Pix | 「4.5g・6g・9g・12g」が計量できる 標準は6g(5〜6人・通常の汚れ) |



Pixの計量スプーンが斜めになっててちょっと測りにくかった…
粉末タイプ おすすめ商品5選
粉末タイプ5つをご紹介します。



比較しながら解説していくね!
比較表
商品 | ![]() ![]() \おすすめ/ キュキュット クリア除菌 | ![]() ![]() 緑の魔女 | ![]() ![]() Pix | ![]() ![]() フィニッシュ パワー&ピュアパウダー | ![]() ![]() ジョイ |
---|---|---|---|---|---|
1回使用料 | 約4円 | 約3.5円 | 約3円 | 約3.5円 | 約3.5円 |
容量 | 680g・550g | 930g・490g | 1000g・650g | 1kg 900g・660g | 930g・490g |
袋にチャック | |||||
専用箱 | |||||
計量スプーン | (180gはなし) | (1000gはなし) | |||
特長 | 専用ケース スプーン付き | 自然にやさしい スプーン付き | スプーン付き | 大容量サイズあり | 強力洗浄 |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |



価格に大きな違いはないね!
花王|キュキュット クリア除菌


専用ケース&スプーンあり。
クエン酸配合で、グラスもピカピカに。
- 内容量
- 680g(900gもあり)
- 液性
- 弱アルカリ性
- 使用料の目安(2〜4人・通常の汚れ)
- 4.5g
- 計量スプーン
- あり
- 袋にチャック
- あり
- 専用箱
- あり
汚れ具合によって調整できる目盛り付きのスプーンが付属!
1回分はスプーンのちょうど半分の量です。



スプーンを蓋にくっつけられるようになってるよ


ミマスクリーンケア|緑の魔女


天然に配慮した界面活性剤を使用。
自然にやさしく、排水パイプもきれいにしてくれます。
- 内容量
- 800g(180gもあり)
- 液性
- 弱アルカリ性
- 使用料の目安(4〜5人・通常の汚れ)
- 4.5g
- 計量スプーン
- あり(180gにはなし)
- 袋にチャック
- あり
- 専用箱
- なし



1回分がすり切り一杯で、計量がしやすいよ
ライオンケミカル|PIX


食器の汚れで量が調整できる便利な付属スプーンあり。
汚れもしっかり落とし、ぬるつきも残らずしっかり洗浄!
- 内容量
- 650g(1000gもあり)
- 液性
- 弱アルカリ性
- 使用料の目安(5〜6人・通常の汚れ)
- 6g
- 計量スプーン
- あり(1000gにはなし)
- 袋にチャック
- あり
- 専用箱
- なし


レキッドベンキーザー|フィニッシュ パワー&ピュアパウダー


天然由来の重曹を配合。
99%除菌で見えない汚れも落としてくれます。
- 内容量
- 1kg(900g・660gもあり)
- 液性
- 弱アルカリ性
- 使用料の目安(2〜4人・通常の汚れ)
- 4.5g
- 計量スプーン
- なし
- 袋にチャック
- あり
- 専用箱
- なし
P&Gジャパン|ジョイ


強力な洗浄力と除菌・消臭効果が特徴。
コスパも抜群です。
- 内容量
- 930g(490gもあり)
- 液性
- 弱アルカリ性
- 使用料の目安(2〜4人・通常の汚れ)
- 5g
- 計量スプーン
- なし
- 袋にチャック
- なし
- 専用箱
- なし
粉末タイプで迷ったらコレ!キュキュット クリア除菌
「コスパ・洗浄力・使いやすさ」
この3つを重視したい方にぴったりなのが、キュキュット クリア除菌です。
洗剤用の箱とスプーンがはじめからついているのが、嬉しいポイント!
また付属の計量スプーンは「4.5g・6g・9g・12g」が測れる優れモノ。



箱や計量スプーンは、他の食洗機洗剤を使うときにも代用できるよ!
「どの粉末タイプを選べばいいかわからない…」という方は、まずはキュキュット クリア除菌から試してみるのがおすすめです!
【液体タイプ】特徴・注意点。選び方のポイントを解説
「粉末の溶け残りが心配…」「自動投入機能、便利だから使いたい!」そんなあなたには、液体タイプがおすすめ。
液体タイプの特徴と、注意点をご紹介します。
>>おすすめ商品が知りたい方はこちら


液体タイプのここがスゴイ!特徴3つと注意点
液体タイプの特徴は次の3つ。
- 溶け残りが少ない
- 液体タイプは水にすぐ溶ける。
- 量の調整がしやすい
- 自分で計量していれるので、量の調整可能。
- 食洗機の洗剤自動投入タイプに適応。
- 水垢がつきにくい
- 溶け残りが少ないため、ガラスやプラスチック製品に水垢がつきにくいのが特徴。
注意点
- 洗剤は必ず専用投入口へ
- 他の場所に入れると洗浄力が落ちたり、機械トラブルの原因になるので要注意。
- 投入のタイミングはスタート直前
- 入れたまま放置すると劣化や固まりの原因に。
- 洗浄力は粉末・タブレットタイプにやや劣る
- 油汚れや頑固な着色汚れには、粉末やタブレットタイプのほうが強い。
液体タイプ比較表
液体タイプ2商品をご紹介します。



比較しながら解説していくね!
商品 | ![]() ![]() \おすすめ/ キュキュット ウルトラクリーン | ![]() ![]() チャーミー |
---|---|---|
1回使用料 | 約5円 | 約5円 |
容量 | 480g・770g | 480g・420g・840g |
特長 | ワンプッシュで計量簡単 | 汚れがしっかり落ちる |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |



粉末タイプに比べるとやや高め。
でも、価格に大きな違いはないね!
液体タイプ おすすめ商品2選!
花王|キュキュット ウルトラクリーン


「ワンプッシュボトル」が画期的!計量を少しでも楽にしたい方におすすめ。
- 内容量
- 480g(770gの詰替え用あり)
- 液性
- 中性
- 計量方法
- ワンプッシュで1回分



簡単すぎてびっくり!
LION|チャーミー クリスタジェル


ガラス食器もピカピカに!
庫内もスッキリ消臭。
- 内容量
- 480g(420g、840gの詰替え用あり)
- 液性
- 中性
- 計量方法
- キャップの蓋で計量


迷ったらコレ!粉末タイプのおすすめは「ウルトラクリーン」
「コスパ・手軽さ」
この2つを重視したい方にぴったりなのが、花王の「キュキュット ウルトラクリーン」です。
ワンプッシュで適量が出てくる専用ボトルは、一度使うと手放せないほど便利。



うっかりこぼしてしまう心配もなし!
「毎日のことだから、少しでも楽したい!」そんなあなたに、まず試してみてほしい洗剤です。
【タブレットタイプ】特徴・注意点。選び方のポイントを解説
「汚れはしっかり落としたい」「計量は面倒!ポンッと入れるだけで終わらせたい」そんなあなたには、タブレットタイプがおすすめ。
タブレットタイプの特徴と、注意点をご紹介します。
>>おすすめ商品が知りたい方はこちら


タブレットタイプのここがスゴイ!特徴2つと注意点
タブレットタイプの特徴は次の2つ
- 計量不要で手軽
- 1回分が個包装になっており、そのままポンと入れるだけ。
- 成分バランスが良い
- 洗浄力や漂白力、油汚れへの対応力など、バランスよく成分が配合されている商品が多いです。
粉末と液体が一体化されたタイプもあり、幅広い汚れに対応できます。
- 洗浄力や漂白力、油汚れへの対応力など、バランスよく成分が配合されている商品が多いです。
注意点
- コストがやや高め
- 粉末やジェルタイプに比べて1回あたりの価格が高く、ランニングコストがかさみやすいです。
- 洗剤量の調整ができない
- 食器が少ないときや軽い汚れのときでも1個分を使う必要があります。
- 短時間の洗浄コースで溶け残ることも
- 洗浄コースに注意が必要です。
タブレットタイプ比較表
タブレットタイプ3商品をご紹介します。



比較しながら解説していくね!
商品 | ![]() ![]() \おすすめ/ フィニッシュ パワーキューブ | ![]() ![]() フィニッシュ オールインワン | ![]() ![]() ジョイ ジェルタイプPRO |
---|---|---|---|
1個あたり (1回使用料) | 11円 | 19円 | 22円 |
容量 | 60個・100個 | 94個・58個 | 100個・76個・48個・32個・13個 |
特長 | 2層構造で幅広い汚れに対応 | 油汚れ・茶渋も強力洗浄 溶けるフィルム包装 | 予洗い無しでOK 強力洗浄力 |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |
Amazon
楽天 Yahoo |



同じタブレットタイプでも、商品によって価格に差がある!
タブレットタイプ おすすめ3選
レキッドベンキーザー|フィニッシュ パワーキューブ


タブレットタイプがいい!
でも、コスパも重視したい人におすすめ。
- 内容量
- 150個・100個・60個
- 液性
- 弱アルカリ性
- 使用方法
- 乾いた手で1粒を取り出し、外側の透明フィルムは破らずそのまま使用
レキッドベンキーザー|フィニッシュ オールインワン


洗浄力がパワフル!
価格は少し上がるけど、頑固な汚れもしっかり落とす。
- 内容量
- 94個・58個
- 液性
- 弱アルカリ性
- 使用方法
- 乾いた手で1粒を取り出し、外側の透明フィルムは破らずそのまま使用
2つの主な違いは洗浄力。
オールインワンタイプの方が、頑固な汚れや水滴跡にも強く、庫内の清潔も保ちやすいと高評価です。



そんなに違うの?



個人的にはあまり違いがわからなかった…



はじめはパワーキューブを使って、汚れが気になればオールインワンタイプに変えるのもありだね!
P&Gジャパン|ジョイ ジェルタイプPRO


予洗い無しできれいになる!
ジェルと粉末のW効果で強力洗浄。
- 内容量
- 100個・76個・48個・32個・13個
- 液性
- 弱アルカリ性
- 使用方法
- 乾いた手で庫内の底(フィルター付近)または指定の場所に投入。
タブレットタイプで迷ったらコレ!フィニッシュ パワーキューブ
「コスパ・手軽さ・洗浄力」
この3つを重視したい方にぴったりなのが、レキットベンキーザーの「フィニッシュ パワーキューブ」です。
タブレットタイプの中ではコストパフォーマンスに優れていながら、しっかりとした洗浄力と、使いやすさのバランスが魅力。



ポンと入れるだけでOKなので、忙しいときでもストレスなく使える
2層構造のタブレットが、日常的な油汚れやこびりつきをスッキリ落としてくれるので、毎日の食器洗いも安心。
ぜひ、フィニッシュ パワーキューブで、タブレット洗剤の手軽さを体験してみてください!
まとめ|タイプ別おすすめ洗剤はこれ!
食洗機用洗剤には、主に「粉末」「液体」「タブレット」の3つのタイプがあります。
タイプ比較
タイプ | 価格帯 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
粉末 | 3〜4円 | ・コスパがいい ・量を調節できる | ・固まりやすい ・溶け残りやすい ・水あかがつきやすい |
液体 | 5円 | ・しっかり溶ける ・水あかがつきにくい ・自動投入対応 | ・保管場所に注意が必要 ・洗浄力がやや劣る ・粉タイプより高い |
タブレット | 10〜22円 | ・計量不要で使いやすい | ・価格が高い ・量の調整ができない |



各タイプのおすすめ商品はこちら!
食洗機は、忙しい毎日を支えてくれる心強い味方。
洗剤選びを見直せば、毎日の後片づけがよりラクになること間違いなし。



自身のライフスタイルや重視するポイントに合わせて、あなたの暮らしにぴったりのものを選んでみてくださいね。


コメント